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【大阪府公立高校入試C問題の国語で合格点をとるための必勝戦略】

更新日:2026.07.26

大阪府公立高校入試において、北野・天王寺をはじめとするトップレベルの進学校が採用する「C問題」。

その難易度は非常に高く、合格するためには英数国すべてにおいて高度な応用力が求められます。

多くの受験生が、平均点が極端に低い「数学C」の対策に追われがちですが……実は、合否を分ける隠れた鍵が「国語」にあることを知っていましたか?

難解な数学で差がつかない分、確実に高得点を狙える受験生は合格に大きく近づきます!

大阪府トップ校合格の鍵は、実は「国語の安定感」にアリ! なのです。

この記事では、そんな大阪府公立高校入試C問題国語の

などについて徹底解説をしていきます。

「大阪府公立高校入試C問題の国語で合格点をとるための必勝戦略」

一緒に立てていきましょう!

様々な能力が要求される、C問題の国語の問題形式

対策を立てるためには、まずC問題の国語の問題形式を知らなければなりませんよね

問題形式は、下のようになっています(参照『2026年度受験用 大阪府公立高等学校 一般入学者選抜(英俊社)』)。

  • 試験時間:50分
  • 配点:90点

<問題構成(全5題)>

  • 文学的文章
  • 論理的文書
  • 古文
  • 漢字の読み書きや国語の知識問題
  • 作文

大きな特徴は、知識から読解力、作文力まで幅広い能力が必要になるということです。

また、現代文は文学的文章と論理的文章から1題ずつ出題されるという特徴があります。

また、大阪府立高校入試C問題の国語は、現代文だけでなく古文や漢文、作文も出題されます😱

作文では、C問題では提示された資料を踏まえて自分の考えを書くものが出題されるため、資料を素早く適切に読み取り自分の意見を論理的に構築するという高度な能力が要求されます。

また、知識問題では漢字だけでなく、漢文や慣用句の知識も問われることが大きな特徴です。

つまり、高得点を取るためには、単なる「読解テクニック」だけでなく、確かな「知識」と論理的な「表現力」を、バランスよく積み上げていくことが不可欠なのです。

得点しやすい問題

知識問題は近年はパターンが決まっているので、しっかり対策すれば確かな得点源になります。

例えば、2023年から2025年にかけては、漢字の読み書きが一題、漢文に返り点をつける問題が一題という形式が続いています。

それ以前は慣用句の問題が出たりもしていますが、高確率で漢字、漢文の問題が出題されています。

これらはしっかりと学習していれば確実に得点できるものです。

合格点をとるために、漢字、漢文は早めにしっかりと対策して取り切りましょう。

過去問分析から見えてくる、一貫した問題傾向

多くの高難度の進学校が採用していることから分かるように、C問題の国語は非常に難易度が高いものになっています。

しかし、取り扱われる文章や設問の傾向にはある程度一貫したものが見られます。

それらを学習していけば、効率よく合格点に達することができます。

評論では、和歌や俳諧など、日本の伝統的な文学をテーマにした文章が取り扱われることが多いです。

そして、設問の特徴としては筆者の主張の理解を問う記述問題、本文全体の理解を問う選択問題がよく出題されます。

また、作文の問題では「日本語の特徴(2023、2025)」「読書の機能(2024)」など、「言葉」や「読書」など言語に関する抽象的なトピックに関する自分の意見を述べる作文が出題されることが殆どです。

これらのテーマに関する知識、理解を深めておくことで問題が非常に解きやすくなることでしょう!

あなたは今、志望校に受かる国語力がありますか?

早速ですが、この問題を解いてみてください。

これは実際のC問題(2023年)からの抜粋(改題)です。

この問題は、C問題で頻出する、筆者の主張を的確に捉える必要のある記述問題です。

非常に難易度が高いため、難関校へ合格するためにはこのような問題が解けるかどうかが鍵になってきます。

では、取り組んでみましょう。

問題

(前略)

文学の中から姿を表す空間は、心象空間というべきもので、ある空間に対する人間の感覚を、言葉を介して他者に伝えようとするものであるが、言葉というおそるべき抽象は、その空間の具体的なディテールと物理的な構造をほとんど切り捨ててしまう。都市や建築の歴史研究において、実際の遺構が重視され、あるいは絵巻物などヴィジュアルな資料が有効なのはそのためである。

しかしまた逆に、言葉という抽象は、その前後に連なる膨大な抽象の連続によって、その空間のもつ「意味」のディテールと構造を大量に伝えようとする宿命を持っている。それは空間と人間の精神的関係のディテールであり、都市や建築とその時代の文化総体との関係の構造である。

(若山 滋「風土から文学への空間」)

(後略)

問:傍線部とあるが、筆者は文学の中の都市と建築の空間表現において、言葉はどのようなものであると説明しているか?

どうでしょうか?難解な表現が多く、内容が全く頭に入って来ない!!

と焦った人も多いのではないでしょうか?

問題文自体はこの前後にもありますが、実は抜粋部分から解答を導くことができます!

まず模範解答を見てみましょう!

言葉という抽象は、空間の具体的なディテールと物理的な構造を切り捨てるが、その連続によって、空間と人間の精神的関係のディテールや、都市や建築とその時代の文化総体との関係の構造を伝えようとする宿命を持つものである。

では、どのようにこのような解答を作っていくのかを解説していきます。

<問題解説>

まずは設問に注目してみましょう

「言葉はどのようなものであると説明しているか」という問いなので、まずは『言葉』というキーワードに注目してみましょう。

すると、傍線部の直後に

言葉というおそるべき抽象は、その空間の具体的なディテールと物理的な構造をほとんど切り捨ててしまう」

とあるので、この部分がまず解答に必要な要素の一つになります。

次の段落を見ると、「言葉という抽象」というというキーワードが再び登場し、これについて

「その前後に連なる膨大な抽象の連続によって、その空間のもつ「意味」のディテールと構造を大量に伝えようとする」

と説明されているので、この要素も含めましょう。

さらに次の文に注目します。前の文で登場した『ディテール』『構造』というキーワードについて詳細に説明されています

「それは空間と人間の精神的関係のディテールであり、都市や建築とその時代の文化総体との関係の構造である」

これを先程の要素とまとめましょう。

以上の内容を整形すると、模範回答のようになります。

傍線部の中身と傍線部の周囲をよく考えないと解けない、とても良い問題でした !

繰り返し登場する言葉に注目すると、その内容が完全には理解できなくとも解答に辿り着くことができました。

このように国語C問題では、難解な文章から、キーワードや表現に注目して解答を導き出す力が必要とされます。

(使用した過去問 2023年 大問4-3)

合格に近づくおすすめ参考書を教えます!

国語C問題を攻略するためには、漢字や古文漢文の知識に加え、文章の内容を把握する読解力、長文で解答や作文を組み立てる表現力が必要です。

そのために、目的にあった参考書を上手に活用して勉強することが大切です!

以下、おすすめの参考書を紹介します。

中学国語 出口のシステム読解(水王舎)

▶︎「対比」「言い換え」「因果関係」といった論理展開のサインに注目して文章を読み解くコツが習得できます!難解なC問題の長文読解にピッタリな参考書です。

最高水準問題集 中学古文・漢文(文英堂)

▶︎全国の難関校で実際に出題された難問だけを集めた一冊です。C問題と同等かそれ以上の難易度の良問が揃っているため、これに取り組めばC問題を攻略するのに十分な知識や自信が得られます。

また、C問題は問題形式が毎年あまり変わらないので、過去問をたくさん解いて形式に慣れ、時間配分などを練習しておくことも大切です。

まとめ

国語C問題では、大学受験にも匹敵する高度な国語力が求められます。

合格するには、深い読解力と、それを表現する記述力が必要不可欠です。

国語特化のオンライン個別指導塾「ヨミサマ。」では、高度な文章を、東大生を始めとした難関大学の講師とともに学習していきます。

そんな東大生たちが作った、国語記述問題のチェックリストを「ヨミサマ。」の体験授業を受講していただいた方にプレゼントしています!

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この記事を編集した人

ヨミサマ。編集部

東大生がつくる国語特化の個別指導塾ヨミサマ。編集部です。国語のプロフェッショナルとして、国語が苦手な生徒から東大受験対策まで述べ二千人以上を指導してきた経験を記事にしてお伝えします。完全独学で東京大学文科Ⅰ類に合格し、「成績アップは国語で決まる!」著者の神田直樹が監修しています。