- 東大生による国語専門個別指導 ヨミサマ。
- 記事一覧
- 【東大寺中の国語で合格点をとるための必勝戦略】
【東大寺中の国語で合格点をとるための必勝戦略】
東大寺学園中学校といえば、奈良県、東大寺の境内にある中高一貫男子校です。
東京大学や京都大学など最難関大学への合格者を多く輩出しており、関西でトップクラスの名門校として知られています。
また、伝統的な進学校でありながら制服や校則などがない、自由な校風が人気の学校です。
そして、そんな東大寺学園中学校の入試科目の中でも「国語」は難易度が高く、非常に差がつきやすい科目です。
関西最難関とも言われる東大寺学園中学校の国語で合格点を勝ち取るためには、膨大な学習量が求められます。
この記事では、東大寺学園中学校国語の
- 問題形式
- 合格点
- 問題傾向
- 実際に出題された問題
- 合格までの、具体的な対策方法
などについて徹底解説をしていきます。
「東大寺学園中の国語で合格点をとるための必勝戦略」
一緒に立てていきましょう🔥
目次
実は特殊な、東大寺学園中学校の問題傾向と対策
対策を立てるために、まず東大寺中学校の問題形式を分析しましょう。
各科目の試験時間と配点は以下のようになっています。
| 配点 | 試験時間 | |
|---|---|---|
| 国語 | 100点 | 60分 |
| 算数 | 100点 | 60分 |
| 理科 | 100点 | 50分 |
| 社会 | 100点 | 50分 |
なお、入試科目は4教科(国語、算数、理科、社会)または3教科(国語、算数、理科)の選択制です。
3教科受験の場合、国語・算数・理科の合計点を 4/3 倍して400点満点に換算した点数が総合点となり、
4教科受験の場合、4科目の合計点か、国語・算数・理科の合計点を 4/3 倍して400点満点に換算した点数のどちらか高い方が総合点となります。
このような制度のため、ほとんどの生徒が4教科受験を選ぶようです。
東大寺学園中学校の国語は、大問が4つ出題されます。
問題構成
一:漢字や四字熟語などの知識問題
二:短めの随筆
三:論説文
四:物語文
といった構成です。
そして東大寺中学校の国語の1番の特徴は、漢字の難易度が高いということです。
- 余勢を駆る(2025年)
(よせいをかる)
意味
何かをなしとげた余りの勢いを駆り立てて、さらに何かをしようとするさまを表わす。
例文
売り上げが倍増した余勢を駆って店舗拡張に踏み切った。
- 金科玉条(2024年)
(きんかぎょくじょう)
意味
この上なく大切にして従うべききまり。金や玉のように立派な法律。
例文
恩師の教えを金科玉条とする。
- 落丁(2023年)
(らくちょう)
意味
印刷物において、本来あるべきページが欠落している状態。
例文
購入した雑誌の一部に落丁があり、ページが足りなかった。
(また、本の一部のページが誤った順番に入れ替わったり、上下が逆になったりすることを乱丁(らんちょう)といいます)
など、小学生が普段使わないような難しい語句、四字熟語が出題されます。
この語彙力の問われる難しい漢字問題が東大寺中学校の一番の特徴です。
入念な対策が必要となります。漢字や四字熟語は早めにしっかりと対策して取り切りましょう。
また、中学受験の国語の漢字問題は、通常全問正解を目指すことが多いですが、東大寺学園中の場合は7割程度でも十分戦えます。
むしろ、分からない問題に固執して無駄に時間を使うことのないよう、何問かは落とすことを覚悟して本番に臨みましょう。
👇漢字の勉強の仕方について、下の記事では詳しく述べています。
そして、記述問題は時間制限が厳しいことが特徴です。
問題を読むスピードを上げることが求められるので、日頃の演習でもスピードを意識して問題を解く癖をつけましょう。

合格するためには、国語で何点取ればいい?
解答用紙を見て少し尻込みしてしまった方もいるかもしれませんが、もちろんこれら全てを完璧に仕上げなければならないわけではありません。
合格点を取れればよいのです。
東大寺学園中学校の入試結果は学校のホームページで公開されています。
そこで直近の合格者平均点を確認すると、
- 2025年 67.9点
- 2024年 59.6点
- 2023年 64.0点
- 2022年 62.2点
- 2021年 66.1点
国語の合格者平均点は例年65%程度であることが分かりました。
過去問演習なども、6割以上の出来を目指していきましょう。
あなたは今、東大寺中学に受かる国語力がありますか?
早速ですが、この問題を解いてみてください。
これは実際に2025東大寺学園中学校で出題された問題です。
すぐに解けるので、ぜひ取り組んでみましょう。
問題
二つの会話の事例を挙げます。
一つ目は、子供が動物園で初めて見た動物を指差し、母親と会話をする事例です。
「ママ、あれ、なあに?」「あれはブタよ」「ブタ?」「そう!」
二つ目は、インドネシアからの交換留学生が動物園で友人と会話をする事例です。あるトカゲの前で立ち止まり、質問します。
「あれは日本語で何と言いますか?」「ああ、あれはトカゲって言うんですよ」
この母と子の会話は非常に基本的な会話ですが、ここで特徴的なことは、いったい何でしょうか?
「この母と子の会話は非常に基本的な会話ですが、ここで特徴的なことは、いったい何でしょうか?」とありますが、この「母と子の会話」において、「特徴的なこと」とはどのようなことですか。
本文をふまえて五十字以内で説明しなさい。
(2023年度 東大寺学園中学校 ロジャー・パルパース著、早川敦子訳「驚くべき日本語」より)
という問題でした。
いかがでしょうか。
何となくは分かっても上手くまとめるのが難しい、と感じる方も多いのではないでしょうか。
解答例
単なる日本語の表現について学んでいるのではなく、言葉が指す対象そのものを初めて認識し学んでいること。
この解答に辿り着けたでしょうか。
では、どう考えたら良かったかを解説していきます。
文章中のインドネシアからの留学生の事例と比較してみましょう。
<問題解説>
留学生は大人ですから、すでに第一言語であるインドネシア語では「トカゲ」について知っており、実際に見た経験もあるでしょう。
その上で、「日本語では何と言うのか」を質問しています。
これが解答の前半部に対応していますね。
それでは母と子の会話はどうでしょうか?
子供は目の前にいる動物が何なのか全く知りません。
彼にとっては人生で初めて見る未知の存在です。
子供の「あれ、なあに?」という質問の目的は、言葉の呼び名を聞いているのではありません。
「あの生き物の正体は一体何なのか」という、存在そのものについて尋ねています。
母親の「あれはブタよ」という答えは、「あれは『ブタ』という名前だよ」という意味合い以上に、「世の中に『ブタ』という種類の生き物がいて、今あなたの目の前にいるのがそれなのよ」と、世界の仕組みを教えているのです。
つまり、この母と子の会話の大きな特徴は、
単に「言葉のルール」を学ぶ会話ではなく、子供が「言葉」と「実物」を初めて頭の中で結びつけ、自分の知っている世界を広げている瞬間だということです。
以上を簡潔にまとめると、
- 単なる日本語の表現について学んでいるのではなく、言葉が指す対象そのものを初めて認識し学んでいること。
となります。
合格するための、”超”具体的な方法教えます
東大寺中の国語を攻略するためには、
- 書いてあることを理解するための広範な知識
- 理解したことを論理的に繋げて、長文記述をする能力
が必要です。
そのためには、良質な過去問を解くことが何よりも有効です。
以下、おすすめの過去問の問題を挙げていきます。
東大寺中のおすすめ過去問
①2023年度
▶︎物語文では、中学生の透の生活、家族や友人との関係が描かれています。
受験生と同年代の少年少女を主人公にして、彼らの心情を読み取らせる問題は中学受験において頻出です。
②2025年度
▶︎この年度は比較的点数がとりやすい問題だったと言われています。
過去問演習をする際はまずこの問題に挑戦して、自分の実力を判断しましょう。
まずはこれらのおすすめの過去問を解いてみましょう!
その際は以下のポイントに気をつけてみてください。

また、日常から親子や友人間で、教材の内容について話し合うことも効果的です。自分の考えが整理され、より深い定着が期待できます。
ニュースなどの題材をもとに、社会問題についての考察を深めるのも良いでしょう。
👇保護者の子供への接し方について、実際に東大生にインタビューした記事はこちら!

まとめ
東大寺学園中学校では、大学受験にも匹敵する高度な国語力が求められます。
合格するには、深い読解力と、それを表現する記述力が必要不可欠です。
国語特化のオンライン個別指導塾「ヨミサマ。」では、東大寺学園中学校の国語に頻出の高度な文章を、東大生を始めとした難関大学の講師とともに学習していきます。
無料体験授業実施中!
国語力を劇的に変える60分
ヨミサマ。体験授業
- 自分の今の「国語力」が分かる!
- 大学生の国語の「解き方」を追体験!
- 成績の伸ばし方の見通しが立つ!
無料
公式LINEからカンタン30秒
体験授業を予約する
そんな東大生たちがつくった、国語の記述問題がメキメキ伸びるようになる、記述問題のチェックリストを無料で配布中です。
このチェックリストをうまく活用して、東大寺学園中学校の国語を攻略しましょう!

関連する他の記事もご覧ください!
この記事を編集した人
東大生がつくる国語特化の個別指導塾ヨミサマ。編集部です。国語のプロフェッショナルとして、国語が苦手な生徒から東大受験対策まで述べ二千人以上を指導してきた経験を記事にしてお伝えします。完全独学で東京大学文科Ⅰ類に合格し、「成績アップは国語で決まる!」著者の神田直樹が監修しています。

漢字が覚えられない子必見!中学受験で差がつく記憶術5選
【塾なし東大生の体験談】東大生の親は子どもにどう接していたのか?
国語の勉強法で最も効果があったもの【東大生100人に訊いた】