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【堀川高校の国語で合格点をとるための必勝戦略】
堀川高校といえば、京都屈指の公立進学校です。
探究型教育で全国的に知られ、2027年度からは「普通科」の募集を停止し、人間探究科(人文系)・自然探究科(理数系)という独自の「探究科」のみの募集となります。
(参照:https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000342469.html)
そこでは、生徒が主体的に課題設定・研究を行い、論文執筆や発表などを通じて深い学びと自立を促す、全国的にも先駆的な教育が実践されているようです。
そして進学実績も、毎年約6割が国公立大学に進学し、京大には30人程度、東大にも数人の合格者を出しています。
関西でトップクラスの名門校です。
そして、そんな堀川高校の入試科目の中でも「国語」は難易度が高く、非常に差がつきやすい科目です。
この記事では、堀川高校国語の
- 問題形式
- 合格点
- 問題傾向
- 実際に出題された問題
- 合格までの、具体的な対策方法
などについて徹底解説をしていきます。
「堀川高校の国語で合格点をとるための必勝戦略」
一緒に立てていきましょう🔥
目次
実は特殊な、堀川高校の問題傾向と対策
対策を立てるために、まず堀川高校の問題形式を分析しましょう。
一般入試における、各科目の試験時間と配点は以下のようになっています。

堀川高校では、上記の科目に学校の報告書(内申点)100点を加えた計525点満点で合否が決定します。
次に、国語について詳しく見ていきましょう。問題は、大問2つで構成されます。
問題形式
- 大問1:現代文(随筆)
- 大問2:古文
大問一に相当する現代文では随筆が出題される傾向にあります。文章・記述量は共に多く、選択問題の選択肢の文量が多いことから、解答に時間がかかります。
そして堀川高校の国語の1番の特徴は、記述問題の難易度が高いということです。
文章全体のポイント・核をきちんと理解していないと解けないような問題が記述問題で複数課されます。
さらにその文字数も70〜100字と長いのが特徴です。
大問ニにある古文は現代文と比較すると、難易度は低い傾向にあります。また、文量は非常に短いことから、内容も把握しやすいです。
しかし、単に古文が理解できるだけでは問題が解けません。文章の理由・論理関係を問う問題が多く、読解力も求められるのです。
では、このような難易度の高い国語をどのように対策すれば良いのでしょうか?基本は、過去問演習です。
堀川高校のような重厚な記述問題や古文問題は、他に似た問題があまりないため、過去問で練習を積むのが最も効果的な対策と言えるでしょう。
また、文章を読むスピードを上げることも重要です。普段の演習の際から、スピードを意識しながら読む癖をつけましょう。
合格するためには、国語で何点取ればいい?
問題を見て少し尻込みしてしまった方もいるかもしれませんが、もちろんこれら全てを完璧に仕上げなければならないわけではありません。
合格点を取れればよいのです。
残念ながら、公式には合格最低点などの情報は非公開ですが、合格者のアンケートや体験談では「学力検査+内申点で、525点満点中300点台前半」が目安とされています。
国語についてもまずは同様の得点率を目指しましょう。具体的には、60点 / 100点以上をとることを目標に過去問演習などを行うと良いでしょう。
あなたは今、堀川高校に受かる国語力がありますか?
早速ですが、この問題を解いてみてください。これは実際に2022年度の堀川高校で出題された問題です。
この問題は、長文問題における最初の記述問題。つまり絶対に落としたくない問題です。すぐに解けるので、ぜひ取り組んでみましょう。
問題
「はじめて見る風景であるのに、いつだかしみじみと眺めたことがあるような、いや、眺めたことがあるという以上に眺め馴れたような、そんな気がする。それはしばしば体験されることであるが、それよりももっと奇怪な場合もある。すでに何度かそこに来たことがあり、したがって「見たような感じ」は当り前であるのに、そのような確かな記憶とは別な、もっと深いところから、「すでに見たような感じ」がしきりに沸いてくる。そんな体験がある。」
この続きを要約すると、以下のようになります。
私が子供の頃にも、そのような印象を受ける場所があった。(中略)その時の気持ちは、今から分析すると、二つの相矛盾した印象から成り立っているようだ。ひとつは、ここは我身に深いかかわりのある場所だという印象、もう一つは逆に、眺めているうちにいよいよ見馴れない、遠い場所になっていく印象。
「この懐かしさと気疎さの印象が子供の心の内ではすこしも分離しないで、ひとつの「すでに見た感じ」となって融け合っていた。」
問.傍線部②「もっと奇怪な場合」とあるが、それはどのような場合か。「ある場所を見た時に」に続く形で解答欄に合うように、七十字以内で分かりやすく説明しなさい。
出典:2022年度 堀川高校 古井由吉「山に行く心」〈私のエッセイズム所収〉より
いかがでしょうか。自信を持って解答できたでしょうか?
解答例(クリックして見る)
(ある場所を見た時に)実際にそこに来た記憶とは別に、我身にかかわりのある懐かしさと、見ているうちに見慣れない場所になる気疎さから「すでに見た感じ」となる場合。(68字)
同じような解答に辿り着けたでしょうか。では、どう考えたら良かったかを解説していきます。
<問題解説>
①まずは傍線部の直後に着目
「すでに何度かそこに来たことがあり、したがって『見たような感じ』は当り前であるのに、そのような確かな記憶とは別な、もっと深いところから、『すでに見たような感じ』がしきりに沸いてくる。」とあります。これが筆者のいう「もっと奇怪な場合」の正体です。
②次に文章後半の「分析」部分に着目
筆者はこの不思議な感覚を「二つの相矛盾した印象」と分析しています。
- 「ここは我身に深いかかわりのある場所だ」という印象(=身近に感じる懐かしさ)
- 「眺めているうちにいよいよ見馴れない、遠い場所になっていく」印象(=遠くよそよそしく感じる気疎さ)
この正反対の感覚が同時に存在し、子供の心の中で融け合って「ひとつの『すでに見た感じ』」になっていたのです。これを70字以内で整えると、模範解答のようになります。
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堀川高校の国語を攻略するためには、
- 書いてあることを理解するための広範な知識
- 理解したことを論理的に繋げて、長文記述をする能力
が必要です。そのためには、良質な過去問を解くことが何よりも有効です。
おすすめ過去問年度
①2021年度
▶︎この年度では、本文について堀川高校の教員がまとめた「先生のノート」の空欄を埋めるという、一風変わった問題が出題されています。幅広い問題に対する対応力を養うため、ぜひ取り組んでみましょう。
②2022年度
▶︎この年度の文章では、人が山に登る理由について、山登りの起源である「峠越え」まで遡って説明されています。問題の最後の記述問題は難易度が高く、良い練習になると思います。
まずはこれらのおすすめの過去問を解いてみましょう!その際は以下のポイントに気をつけてみてください。

日常から親子や友人間で、教材の内容について話し合うことも効果的です。自分の考えが整理され、より深い定着が期待できます。
ニュースなどの題材をもとに、社会問題についての考察を深めるのも良いでしょう。

まとめ
堀川高校は長文問題の分量が長く、文章の本質を問うような記述問題が出題されるため、高度な国語力が求められます。
合格するには、深い読解力と、それを表現する記述力が必要不可欠です。
国語特化のオンライン個別指導塾「ヨミサマ。」では、堀川高校の国語に頻出の高度な文章を、東大生を始めとした難関大学の講師とともに学習していきます。
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この記事を編集した人
東大生がつくる国語特化の個別指導塾ヨミサマ。編集部です。国語のプロフェッショナルとして、国語が苦手な生徒から東大受験対策まで述べ二千人以上を指導してきた経験を記事にしてお伝えします。完全独学で東京大学文科Ⅰ類に合格し、「成績アップは国語で決まる!」著者の神田直樹が監修しています。

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