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国語の勉強法で最も効果があったもの【東大生100人に訊いた】

国語の勉強法で最も効果があったもの【東大生100人に訊いた】

更新日:2025.04.13

こんにちは、東大生がつくる国語特化の個別指導塾「ヨミサマ。」です。

ヨミサマ。には、日々たくさんの国語にまつわるお悩みや相談が寄せられています。

「国語をどうやって勉強したらいいのかわからない…。」

「本を読んでいるのに、国語の成績が上がらない…。」

「なんとなく解いてしまい、点数が安定しない…。」

そこで今回は、ヨミサマ。が1,000人以上の生徒を指導してきた経験と、ヨミサマ。に所属する東大生講師100人のアンケートをもとに、最も役に立つ国語の勉強法3選を紹介していきます!

ヨミサマ。代表 神田直樹(かんだ・なおき)

1998年茨城県ひたちなか市生まれ。中学3年生の時に東大を目指すことを決め、高校にも塾にも通わず、完全独学で2018年東京大学文科Ⅰ類合格(2次試験は主席合格者と3点差の超高得点合格)。2022年東京大学法学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。その1年後、2023年に東大生がつくる国語特化のオンライン個別指導「ヨミサマ。」を立ち上げる。

1.そもそも、国語力が大切なワケ

ある日、お子さまにこう聞かれたとします。

「”頭がいい”ってどういうこと?」
みなさまはその問いに答えることができるでしょうか?

まずは、みなさまの周りにいる「頭がいい人」を思い浮かべてみてください。

その人たちには例えばこんな特徴があるのではないでしょうか。

例えば、「状況判断に優れている」とか「応用力がある」, 「話が面白い」といったような特徴も、上記の3つの力によるものです。

そして、この「理解・熟考・伝達」の3つの力、それこそまさに「国語力」のことなのです。なぜならば、与えられた情報を読み解き、深く考え、構造的に伝える行為こそ、まさに国語で問われている力に他ならないからです。

言ってしまえば、つまり「頭の良さ」とは国語力のことなのです。

実際に、PISAテストという、国際的に行われている学力テストにおいて、読解力と数学の点数には強い関係があるということが明らかになっています。読解力と数学のテストの点数の関係

考えてみてください。

数学のテストであっても、日本語で書かれている問題文の指示を適切に読み取れなければ、問題を解くことはできません。

「自分が何を答えなければいけないのか?」

「問題の条件は何なのか?」

を正しく読み取り、理解する必要があります。

そして、自分の手持ちの知識と組み合わせて解を導き、それを採点者に伝える解答が書けなければ、高得点をとることはできません。

そう考えると、数学のテストであっても、「数字も使って記述されている」というだけで、頭の動かし方は国語と変わらないのです。

さらに近年、大学入試共通テストでも文章量が増加し、より「読み取り」が重視されるようになっています。

2022年共テ数ⅡBの問題。数学であっても文章の読解を求められる。

国語力は全教科、勉強全般に必要とされるスキルであり、その重要性は非常に高いことがおわかりいただけたかと思います。

では、そのような国語力は、どのようにして伸ばせるのでしょうか?

2.国語を「なんとなく」解くクセにつながる2つの誤解

ここからは、

国語を「なんとなく」解くクセにつながりかねない3つの勉強法とは何か、それらがなぜよくないのかについて解説していきます。

1とにかく問題集を解く、テストを受ける

成績を上げるためにまず問題集やテストで演習を積もう、と考える人も多いかと思います。

しかし、問題集やテストを自分で解いていると、国語の勉強において必要な「あること」がどうしても欠けてしまうのです。

その「あること」とは、「なぜ自分の答えが間違っているのかを知ること」です。

自分の答えがなぜダメなのかを理解できなければ、どうしたら正解にたどり着けるかが分かることはありません。

しかし、問題集やテストは、当然ながら「正解を一方的に教えてくれるだけ」なので、自分の答えのどこがダメなのかを詳細に教えてくれることはありません。

さらに、問題集はすべての問題を解こうとすると時間がかかってしまい、インプットとして効率の良い方法にはなりません。国語においては語彙力も大切な中で、一つの文章にとどまる時間が長くなってしまう勉強法は致命的と言えるでしょう。

2とりあえず塾に通う

誤解していただきたくないのは、塾に通うこと自体が悪いと言っているわけではありません。それどころか、塾というシステムは、ある一点において、かなり優れていると思っています。

そのある一点とは、「情報の伝達」です。

つまり、プロの講師が、大量かつ複雑な情報を、わかりやすく教えてくれるというメリットが塾にはあります。

しかし、ここで皆様に思い出していただきたいのは、

国語は暗記科目ではない

ということです。

他科目であれば、暗記要素も大きいために、インプットを繰り返すだけで成績も何とか上がっていきますが、漢字以外の暗記要素がほぼない国語という科目においては、集団授業ではどうしても「自分の答えの何がダメなのかが分からない」という最大の問題を克服できません。

塾では答えを解説してくれます。

しかし、塾は直接的には「なぜ自分の答えがダメなのか」を教えてくれないのです。

そして、小問も含め多くの問題を解くため、「先生に自分の解答の問題点を聞く」ということのハードルが高くなってしまいます。

国語が苦手で、間違いが多いお子さんほど「間違いの原因」を知る必要があるにもかかわらず、それがわからないまま問題をひたすら解くといった状態になりがちです。

では、上記の問題点の解決策は何か?

それは、対話を重視した学習を取り入れることです。

対話を通じて、自分の解答の癖や問題点に気づき、それを何度も繰り返すことができるため、最も効果的に学習を進めることができます。

対話がなぜ大切なのかは、この先でさらに詳しくお話していきます。

3.東大生が一番効果を実感した国語の勉強法

ここまで、国語個別指導塾ヨミサマ。がおすすめできない3つの勉強法を紹介してきましたが、この3つにはある「共通点」があります。

それは、一方向的な学びだということです。

問題集も本も塾も、教えるのみであり、取り組んでいるお子さんは「聞くだけ」「読むだけ」「解くだけ」になってしまいがちです。

それを解決するのが、対話、つまり双方向での学びです。

一番役に立った国語の勉強法は対話

東大生に聞いたところ、模範解答について議論することが一番効果的だったとの解答が最も多く寄せられました。つまり、東大生も対話で国語力を伸ばしてきているのです。

ではなぜ、議論や対話が、国語力を伸ばすのに最適なのでしょうか。

それは、「なぜ自分の解答が間違っているのか理解し、どう考え、どう書いたら正解になるのか」を学ぶことができるためです。

「自分はどう考えて、解答を書いたか」

「模範解答にあって、自分の解答にはない要素は何か」

「なぜ、その要素が必要なのか」

「筆者の主張に対して、自分はどう考えるか」

そういったことを対話でお互いが話し合うことによって、自分に足りないものや必要なことがわかり、よりよい解答が書けるようになります。

タグ:対話で学ぶ

これらの行為を、塾などで添削を通じて行うとやりとりに何日もかかってしまうため、「まあいいや」で終わってしまいがちですが、対話で行えば、短い時間でも何往復もできて、隙の無い答案を作ることにつながります。

3.対話に最適な場「ヨミサマ。」について

対話で国語を学んでいた東大生

問題を解き、解答を読み、対話し、より良い答えを作り直す、

このサイクルを積み重ねることによって、国語を学んだという東大生は少なくありません。

対話の相手は同級生という会話が多く、特に進学校では、東大の過去問の答えについて議論するといった風潮があるようです。

しかし、そのような対話に恵まれた環境がどこにでもあるわけではありません。

小学校や中学校で問題の答えについて対話するというのは、現実的ではないですよね。

保護者様も、完璧な対話を自らのお子さまとするのはハードルが高いかもしれません。

そこで、対話を中心とした、国語の個別指導「ヨミサマ。」をご紹介します。

ヨミサマ。は、

厳選した一問に集中し、

お子様の解答の間違いはどこか、

なぜ間違っているのか、

どうしたら正しい答えを導き出せるのか

を、東大をはじめ京大、慶応大といった最難関大学に通う一流講師との対話によって学ぶプログラムです。

対話のメリット

講師は、「24時間エレベーターに閉じ込められても気まずくならない」ような対話のプロかつ国語のプロでもあります。

一流講師との対話による国語の授業がどんなものか、実際に体験しないとイメージが難しいかと思います。

こちらのフォームに登録していただくと、60分の無料初回体験に申込みいただけます。

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この記事を編集した人

ヨミサマ。事務局

東大生がつくる国語特化の個別指導塾ヨミサマ。編集部です。ヨミサマ。講師の東大受験や指導の経験をもとに、国語や受験にまつわるお役立ち情報を発信していきます!