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【国語のテスト勉強法】一ヶ月で国語をなんとかする、問題集を「読むだけ」勉強法

更新日:2025.06.02

こんにちは!ヨミサマ。編集部です!ヨミサマ。とは、東大生が作った、国語特化のオンライン個別指導塾です。「対話」で国語力を上げることをモットーにしています。

そんな私たちが、今回は一ヶ月で国語をなんとかする方法をご紹介します。

「やばい、あと一ヶ月でテストなのに、何にも勉強してない…!」

こんな状況にいる人、実は多いのではないでしょうか? 今回はそんな皆さんに向けて、東大生が即効性の高い国語の勉強法をお伝えします。この方法は直近にテストがある人だけでなく、国語力を上げたい人全員に有効です。ぜひ試してみてください。

一ヶ月で国語をなんとかする方法

それはズバリ、問題集を読みまくることです。一般的に、問題集といえば解くものですが、今回は解くのではなく読むことをおすすめします。

問題集を読んでいる女の子
問題集を読む!

解くのではなく読む理由

読むことのメリット

以上の3つの理由から、解くのではなく読む勉強法をお勧めします。

ここからは、この3つの理由について詳しく説明していきます!

理由① 圧倒的な速さ

まずは一ヶ月で国語の勉強に費やせる時間を考えてみましょう。他の教科にも時間を割く必要があることを考えると、国語に費やせるのは1日1時間が現実的でしょう。すると、一ヶ月で国語の勉強に費やせる30時間となります。

では、その30時間をどう使うか。問題集を解く場合、解答解説の確認まで含めて、一般的には1時間で1問が精一杯です。つまり、一ヶ月で30問しか解けません。

一方で、問題集を読む場合はどうでしょうか。実はヨミサマ。代表の神田は人は10分間で何文字書ける・喋れる・読めるものなのかを、通りすがりの東大生で実験してみたことがあります。

結果は、

グラフのような結果になりました。

書くことには、読むことの20倍時間がかかるんですね。解く際には書く作業が不可欠ですから、解くことにも読むことの20倍時間がかかります。

逆にいうと、解くより読む方が20倍多く問題に触れられるということです。

先ほど一ヶ月(30時間)では30問しか解けませんと言いましたが、これは逆に、解くのではなく読むのなら、一ヶ月では600問読めるということです!

このように、読むことで圧倒的に多くの問題に触れることができるのです。

たくさんの問題に触れるメリット

ところで、なぜたくさんの問題に触れることが良いのか。それは、たくさんの問題に触れることで、多様な問題に慣れることができるからです。「慣れる」とは、何度もそれに触れたおかげで、それに対する対応力が身につくということです。

多様な文章に慣れることで、テストで出会うどの文章にも抵抗感なくトライすることができるようになり、結果的に解きやすくなるのです。

理由② 理解度の向上

「その文章を深く理解するには、読むより解く方がよいのでは?」

と思うかもしれません。しかし実際には、解くよりも読む方が文章全体の理解度が高まります。

たとえば、国語が苦手な子どもが問題を解く様子を観察すると、以下のような流れになることが多いです。

  1. 問1を見る                 
  2. 問1を解くために文章の一部を読む
  3. 問2を見る
  4. 問2を解くために再び文章の一部を読む  

このように、文章を部分的に読み返しながら解答するんですね。この読み方では文章全体の流れや主旨をつかむことが難しくなります。

一方で、読むことだけを行う場合は文章全体を一気に把握することになるため、文章の大意がつかめます。文章の大意をつかむ力がつくと、要約問題や主旨を問う問題も解きやすくなります

したがって、解くより読む方がより深く文章を理解することができるのです。

ヨミサマ。代表の神田が「問題文を読む回数」と「国語の点数」について分析した記事はこちら⏬ 
その結果には驚きです!

理由③複数の志望校の過去問対策ができる

受験勉強の場合、第一志望校以外にも複数の志望校の過去問に取り組む必要があります。国語では、どれだけ多くの過去問に触れて、どれだけ確実に志望校の傾向に慣れるかが重要です。しかし、複数の志望校の過去問すべてにあたるのには膨大な時間がかかります。一ヶ月しか時間がない場合にはなおさら難しいでしょう。

その点、読む勉強法を採用すれば、短時間で多くの過去問に触れることが可能になります。解くのではなく読むことで、複数の志望校の過去問対策ができるようになるのです。

ちなみに……おすすめの過去問対策法

国語の過去問対策では、複数の模範解答を読み比べるのがおすすめです。自分の解答を多面的に評価することができますし、模範解答に共通する要素を分析することで最低限押さえるべきポイントが見えてきます。

まとめ インプットを増やす

インプットの重要性

例えばスポーツの練習には、上手な人のフォームを真似るフェーズが必ずあります。正しいフォームを身につけることが上達の必須条件であるためです。一方で、国語の勉強では、国語が得意な人の答案を真似るフェーズがほとんどありません。

スポーツをする人たち

一般的な国語の勉強法にはインプットするフェーズが少なすぎるのです。

そのような理由もあって、今回は、短期間でインプットを増やす方法として読むという勉強法をお伝えしてきました。

一ヵ月で国語を何とかしたいなら問題集を読みまくることがおすすめです!

「解く」のではなく、「読む」のです。

まとめ

読むことで速攻で国語力を上げられる3つの理由

①速さ

読むことで解くよりも20倍多く問題に触れられる

②深さ

全体をまとめて読むほうが理解度が上がる

③過去問対策がより磐石になる

たくさんの過去問に触れることで、志望校の傾向に慣れることができる

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この記事を編集した人

ヨミサマ。事務局

東大生がつくる国語特化の個別指導塾ヨミサマ。編集部です。ヨミサマ。講師の東大受験や指導の経験をもとに、国語や受験にまつわるお役立ち情報を発信していきます!