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【早稲田大学政治経済学部の国語で合格点をとるための必勝戦略】
東京都新宿区に本部を置く、日本を代表する私立の総合大学、早稲田大学。
慶應大学と共に「私学の雄」と並び称され、私立大学の最高峰に位置付けられることが多い、言わずと知れた名門大学です。
本記事では、そんな早稲田大学の中でも人気の高い政治経済学部の入試について、
- 問題形式
- 合格点
- 問題傾向
- 実際に出題された問題
- 合格までの、具体的な対策方法
などを徹底解説をしていきます。
「早稲田大学政治経済学部の国語で合格点をとるための必勝戦略」
一緒に立てていきましょう🔥
目次
1. そもそも早稲田大学政治経済学部で国語って重要?
対策を立てるために、まず早稲田大学政治経済学部の問題形式を分析しましょう。
早稲田大学政治経済学部の入試は「大学入学共通テスト」と「学部独自の総合問題(個別学力試験)」の合計点、合計200点満点で合否が決まります。
具体的には、
- 共通テスト:4科目(100点満点)
- 必須:国語(25点)、数学I・A(25点)、外国語(英語・ドイツ語・フランス語から1科目、25点)
- 選択:地歴公民・数学II・B・理科基礎などから1科目(25点)
- 総合問題: (100点満点)
- 日本語と英語による長文読解+記述式解答
- 政治・経済・社会に関する総合的な問題
- 120分で解答
特に総合問題は大問3題からなり、Ⅰが「日本文」の読解問題(45点)、Ⅱは「英文」の読解問題(40点)、Ⅲが「英作文」(15点)という大問構成です。
それでは、上記の問題構成において、国語は重要なのでしょうか?
答えはYESです!
総合問題のうち最も配点の大きいのは第Ⅰ問の日本文読解・論述(45点)です。
一般的な現代文の読解問題に近く、論理的な読解・論述力が問われます。
また、第Ⅱ問(英文読解)や第Ⅲ問(英作文)も、単に英語の語彙や文法の知識だけでは対応できません。英文の内容を深く理解し、自分の意見を論理的に述べる力が必要とされます。
つまり、英語の問題であっても、基礎となるのは日本語における読解力や思考力、すなわち国語力です。
以上から、早稲田大学政治経済学部の入試において、国語の対策は極めて重要です。
2. 合格するには何点取れば良い?
国語が早稲田大学政治経済学部の合否を左右する科目であることは、前章でお伝えしたとおりです。
では、具体的に国語ではどれくらいの得点を目指せばよいのでしょうか?
まず、各学科の合格最低点の推移は次のようになっています。
2024年度
政治学科:147.5/200
経済学科:150/200
国際政治経済学科:148/200
2023年度
政治学科:151.5/200
経済学科:159/200
国際政治経済学科:158.5/200
2022年度
政治学科:152/200
経済学科:155/200
国際政治経済学科:155.5/200
2021年度
政治学科:147/200
経済学科:156/200
国際政治経済学科:151/200
共通テストの合格目安は85~90点と考えると、総合問題では70点取れれば合格点に達する計算です。
そして、英語に比べて国語は得点が取りやすい傾向にあるため、大問Iでは7割以上、具体的には45点中40点を取ることを目標に設定しましょう。
それでは総合問題の大問I、日本文読解・論述について詳しく見ていきます。
3. 総合問題大問Iの問題傾向
総合問題は、2021年に導入された新しい問題形式のため、総合問題大問Iの問題形式もまだ不安定です。
しかし、現段階で共通していることもいくつかあります。
それは、
- 1~2本の論説文(政治や経済に関わる内容が多い)が出題されること
- 統計図表やグラフの読み取りが出題されること(2024年度は図表4つ)
- 意見論述問題が出題され、200~300字程度の記述が求められること
です。
設問は「空所補充」「内容説明」などの読解問題が中心で、通常の現代文と似ていますが、図表・グラフの分析や選択も問われます。
論述については、文章内容全体の要約を含むものが多く出題されます。
過去問練習などを通じて、これらの問題傾向に慣れておくと良いでしょう。

4. あなたは今、早稲田大学政治経済学部に受かる国語力がありますか?
早速ですが、この問題を解いてみてください。
これは実際に早稲田大学政治経済学部で出題された、総合問題第I問の最初の問題です。
最初の問題ということで、絶対落としたくない問題ですね。
総合問題の傾向がよく表れているので、ぜひ取り組んでみましょう。
問題文
それでは、人々の格差に対する意識はどのように変化してきたであろうか。「社会階層と社会移動全国調査」(SSM調査)では、調査対象者に対し、世間一般と比べた暮らし向きに関する自己評価を、「上」「中の上」「中の下」「下の上」「下の下」の五段階で尋ねている。このような設問によって測られる人々の意識のことを「階層帰属意識」と呼ぶ。図1は、人々の階層帰属意識の変化を、1975年から20年おきにみたものである。「中の上」が少しずつ増加し、「下」の比率も増加した一方、「中の下」が減少する傾向が認められ、「中の下」を真ん中に置いて、徐々に階層帰属意識が両極化するようすがわかる。とはいえ二つの「中」が全体の四分の三ほどを占めるという点は共通している。40年間を通して、最も多いのが「中の下」だという点も変わらない。
それでは、これを所得階層別にみるとどうなるか。図2は自分を「人並みより上」(上と中の上の合計)と考える人の比率の推移を、所得階層別にみたものである。(こちらも1975年から20年おき)ただし所得階層は、 [1] 単純に実額で区分するわけにはいかない。そこで、「貧困線」を基準として、所得階層を四つに分けた。
問題1 空欄1によく当てはまるものを以下から一つ選べ
イ 貨幣の価値のとらえ方に個人差があるので
ロ 貨幣価値が時間を通じて変化しているので
ハ 国際的な比較をするので
ニ 貧困の定義が研究者によって異なるので
ホ 業種により給料が異なるので
(2023年度 早稲田大学政治経済学部 ジャン・ティロール 村井章子「良き社会のための経済学」)
いかがでしょうか?
難しいと感じた方も多いのではないでしょうか。
解答・解説はこちら!
答えは、ロ です。
文章中のデータは「1975年から20年おき」に計測されたものです。
そのため、40年間の間に貨幣の価値が変わり、給料の平均額なども変わっているため、単純に実額で区分するわけにはいかないのです。
ちなみに、他の選択肢については、以下のように考えて消去することができます。
- イ:個人差の問題は、直接関係ない
- ハ:国際比較の話は出てきていない
- ニ:貧困の定義の違いは研究手法の問題であり、実額区分の問題とは別
- ホ:業種間格差も実額区分できない理由とは関係ない
5. まずはこれを解こう!おすすめ過去問紹介
今度はさらに、国語の点数を上げていくために、おすすめ過去問をお教えします!
早稲田大学政治経済学部の国語を攻略するためには、過去問演習が不可欠です。
良質な過去問を解くことで、出題傾向を掴み、実践的な力を養いましょう!
また、実際の過去問以外にも、おすすめの過去問があります。
それは、政経が行なっているグローバル入試の過去問です。
かなり形式が似ていますし、同じ大学の学部が作成しているものなので練習に最適です。
早稲田大学のHPに公開されている分は無料で解けるので、解いてみましょう!
また、論述の対策として、一橋大学や慶應経済などの過去問も有効です。
6. 過去問の効果的な活用法
過去問をただ解くだけでは、十分な効果を得ることはできません。
過去問を効果的に活用するためには、以下の点に注意することが重要です。10

7. 合格するための、“超”具体的な方法教えます
早稲田大学政治経済学部の入試を突破するためには、以下の2つの能力が不可欠です。
- 文章内容を正確に読み解くための広範な知識
― 説明文や物語文、さらには漢字・語句問題に至るまで、出題されるテーマに慣れ親しむことが必要です。
- 理解した内容を論理的に繋げ、長文記述として表現する能力
― 特に記述問題は、本文の主旨を自分の言葉でわかりやすくまとめる力が求められます。
効果的に能力を高めるための対策方法
早稲田大学政治経済学部の国語は、記述問題が全体の得点に大きく影響するため、以下の方法で読解力と表現力を鍛えましょう。
- 文章を読むときのポイント
重要な言葉に線を引き、会話文や登場人物の心理描写は丁寧に読み込み、要点をしっかりつかみます。(例:重要ワードにマーキングする → 会話や心情描写を重視) - 筆者の考えや心情を正確に理解すること
説明文や随筆文では、筆者の主張や意図を的確につかむための読解練習が不可欠です。 - 日常生活の中での対話の活用
親子や友人間で、教材や読んだ文章について話し合い、自分の考えを整理して伝える練習を重ねましょう。 - 社会問題を題材にしたニュースなどの読解と考察も効果的
現実の出来事に対して自分の意見を持つことで、論述問題に対応する力が養われます。
8. まとめ
早稲田大学政治経済学部の国語は、配点の高さから見ると、記述問題や語句・漢字の正確な理解が合否を大きく左右します。特に、本文の内容を正確に読み解き、限られた解答欄に論理的かつ簡潔にまとめる能力が求められます。
そのため、日頃から文章の重要ワードに着目し、最小限の言葉で「どんな出来事か」「その意味は何か」「どんな気持ちか」を説明する練習を徹底し、深い読解力と表現力を養うことが、早稲田大学政治経済学部合格への最短ルートとなるでしょう。
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この記事を編集した人
東大生がつくる国語特化の個別指導塾ヨミサマ。編集部です。国語のプロフェッショナルとして、国語が苦手な生徒から東大受験対策まで述べ二千人以上を指導してきた経験を記事にしてお伝えします。完全独学で東京大学文科Ⅰ類に合格し、「成績アップは国語で決まる!」著者の神田直樹が監修しています。

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