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【共テ古文・漢文勉強法】東大生・京大生がおすすめする、共テ古文漢文対策おすすめ問題集
こんにちは!
個別特化の国語指導塾ヨミサマ。編集部です!
今回は、共通テスト古文・漢文で、両方とも8割を超えるために使いたい問題集を、東大生・京大生が徹底解説していきます!

ーこんな人に読んでほしいー
◆今まで古文・漢文から逃げてきた人!
◆勉強しても古文・漢文の成績が上がらない人!
◆自分に合う参考書がわからない人!
◆共通テスト国語で8割以上を目標にしている人!
目次
はじめに:東大生・京大生がおすすめする、共テ対策の決定版!
「共通テスト国語の対策って、何から手をつければいいの?」
「共テ 古文 漢文は暗記だけで乗り切れるの?」
書店に行けば無数の参考書が並んでおり、ネットで検索すれば多くの共テ対策 問題集が紹介されています。
しかし、受験までの時間は有限です。本当に必要なのは、「とりあえず有名な本」ではなく、「確実に点数に結びつく本」です。
本記事では、実際に東大・京大に合格した先輩たちへのアンケート調査に基づき、彼らが受験生時代に選び抜き、ボロボロになるまで使い込んだ共通テスト対策の決定版を紹介します。
多くの参考書に手を出すのではなく、信頼できる一冊を極めることこそが、共通テスト国語で高得点を叩き出す最短ルートです。
合格者のリアルな体験談とともに、実際に役にたつ問題集を紹介していきます!!
戦略編:共テ古文・漢文で「8割」とはどういうことか?
共通テストの配点において、古文・漢文で8割(合計約70〜80点)を取るということは、実はほとんどミスが許されないという厳しい戦いです。
例えば、古文(45点満点の場合)で8割(36点)を確保するには、許されるミスは実質「1問(多くて2問)」まで。
なんとなく内容が分かったレベルでは、この基準には届きません。
東大・京大合格者がなぜ「信頼できる一冊」にこだわるのか。それは、このたった1問のミスも防ぐための精密な読解ルールを身につけるためです。
まずはこの厳しい現実を知り、曖昧な勉強から抜け出しましょう!
⬇️ちなみに、入試までもう時間があまり残されていないと言う人は、1ヶ月で入試国語で合格点を取る方法について解説したこちらの記事が必見です!!
⬇️8割以上を取るためには、選択問題をしっかりと取り切ることも非常に大切です。選択問題の解き方について詳しく解説した記事はこちら!
第1章:【古文】単語×読解ロジックで8割を死守するルート
古文は「単語は覚えたのに読めない」「選択肢で迷って間違える」という悩みが尽きない科目です。
合格者たちは、単語帳の選び方と、読解ルールの習得において明確な戦略を持っていました!
1. グループ30で覚える 古文単語600

♦︎山村由美子 グループ30で覚える 古文単語600 語学春秋社
【語彙力の定着】
単なる丸暗記ではなく、イメージとつながりで覚える単語帳です。似た意味の言葉や、セットで使われる言葉がグルーピングされているため、一つの単語から芋づる式に知識を引き出せます。
合格者の使い込みポイント:
共通テスト古文で重要な文脈判断に役立ちます。「この単語が来たら、次はこういう展開になりやすい」という古文常識もセットで身につくため、読解スピードが格段に上がります。600語というボリュームは、共通テストだけでなく二次試験まで戦える十分な武器となります。
京都大学 総合人間学部 合格者 共通テスト本番:古文45点
ー現役時代は単語力不足で泣きましたが、浪人時にこの本でグループ暗記をしてから世界が変わりました。多義語も整理して覚えられ、知らない単語が出ても推測できるようになりました。
2. 基礎からのジャンプアップノート 古文読解演習ドリル

♦︎山下幸穂 基礎からのジャンプアップノート 古文読解演習ドリル 旺文社
【読解法の確立】
多くの東大生・京大生が推奨する、古文を読むためのルールブックです。主語の省略をどう見抜くか、敬語からどう人間関係を特定するかといった、感覚に頼らない論理的な読解法をドリル形式で叩き込みます。
合格者の「使い込み」ポイント:
特筆すべきは別冊解答の品詞分解です。すべての問題文に詳細な解説がついているため、なんとなく合っていたを許さず、文法的に正しい解釈ができているかを徹底的に確認できます。夏休みなどに短期集中で仕上げ、秋以降の過去問演習へつなげる架け橋として最適です。
京都大学 教育学部 合格者 共通テスト本番:国語高得点での逆転合格
ー高2で偏差値35だった私が、65まで伸びたきっかけの本です。品詞分解つきの解説のおかげで、自分がどこで読み間違えたかが一目瞭然になり、古文が解けるパズルに変わりました。
第2章:【漢文】早覚え×道場で満点を狙う黄金ルート
共通テスト漢文は、努力が点数に最も直結しやすい科目です。
しかし、多くの参考書をこなす時間がない受験生も多いでしょう。
アンケートの結果、東大・京大合格者の多くは、漢文の勉強を驚くほどシンプルな2冊の組み合わせで完結させていました!
1. 漢文早覚え速答法 共通テスト完全対応版

♦︎田中雄二 漢文早覚え速答法 共通テスト完全対応版 Gakken
【インプットの王道】
「漢文対策はこれ一冊で十分」と言わしめる、受験界のベストセラーです。多くの参考書が網羅性を重視する中、本書は試験に出る形だけを覚えるいがよみという画期的なメソッドを採用しています。
合格者の使い込みポイント
ただ読むだけでなく、別冊の共通テスト攻略マニュアルを直前期に反復することが重要です。
アンケートでも、「夏に一周して基礎を入れ、冬にこのマニュアル部分だけを見直して知識をメンテナンスした」という効率的な使い方が目立ちました。理系受験生や、漢文に時間をかけられない人にとっての救世主です。
東京大学 文科二類 合格者 共通テスト本番:漢文50点(満点)
ー『これをやれば大丈夫』という安心感が凄まじい本。直前期に1周しただけで得点率が安定し、本番でも満点を取れました。余計なことをせず、これだけを信じて正解でした。
2. 漢文道場 入門から実戦まで

♦︎土屋裕 漢文道場 入門から実戦まで Z会
【実戦力の強化】
早覚え速答法で句法を覚えた後、それを実際の文章の中で使いこなすための演習書です。基礎編・練成編・実戦編と段階を踏んでレベルアップできるため、無理なく実力がつきます。
合格者の使い込みポイント:
この本の真価は解説の丁寧さにあります。独学では理解しにくい漢文特有の文脈把握や省略された主語の補い方まで解説されているため、記述模試対策の導入としても機能します。
「インプットだけでは点数が伸び悩んだ時期に、これを解いて知識の使い方を学んだ」という声が多く寄せられました。
東京大学 文科一類 合格者 共通テスト本番:漢文満点
ー解説が非常に丁寧で、自学自習に最適でした。句形の確認から読解演習まで、自分の弱点を一つずつ潰しながら進めることができ、自信を持って本番に臨めました。
第3章:【仕上げ】参考書ルート後の過去問活用ルール
参考書で「基礎体力」をつけたら、最後は過去問で試合勘を養いましょう。ここでも合格者たちには共通ルールがありました!
1. 「センター試験」の過去問を侮らない
共通テストの形式が変わったとはいえ、良質な文章と選択肢の根拠探しはセンター過去問が最強の教材です。まずはセンター過去問で根拠を持って正解を選ぶ練習を積みましょう。
⬇️過去問の活用方法について、東大生が詳しく解説しています!過去問をいつ、どのように解いたらいいのかわからないという方はぜひ!
2. 予想問題・試行調査は「時間配分」のために使う
基礎が固まったら、各予備校の予想問題集を使って、本番形式(国語全体で80分など)のリハーサルを行います。古文・漢文は合わせて35分〜40分で解き切るスピード感が目標です。
3. 復習は品詞分解で自分を採点する
解きっぱなしはNGです。間違えた箇所は、紹介したジャンプアップノートの知識を使って品詞分解し、なぜ読み間違えたのか(主語の取り違えか、単語の意味か)を言語化しましょう。
まとめ:決めた参考書を徹底的にやり通そう!
優れた参考書はたくさんありますが、あれもこれもと手を出して消化不良になるのが最も危険です。
今回紹介した4冊は、東大・京大合格者という厳しい目を持つ先輩たちが、実際に結果を出した選りすぐりの問題集です。
- 【漢文】 『早覚え速答法』で型を覚え、『漢文道場』で実戦感覚を磨く。
- 【古文】 『グループ30』で語彙を繋げ、『ジャンプアップノート』で読解のルールを身につける。
この厳選ルートを信じて、一冊一冊を完璧に仕上げてください。
その先には、共通テスト本番で、初見の文章がスラスラ読めるという体験が待っています!
共テ対策問題集選びで迷う時間は今日で終わりにし、今すぐ合格への第一歩を踏み出しましょう!
古文・漢文は独学でどうにかなる要素が強いですが、現代文はそうもいきません、、。
「ヨミサマ。」では現代文の力を伸ばすためのコツを授業を通じてお伝えしています。まずは無料体験からお気軽に!
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この記事を編集した人
東大生がつくる国語特化の個別指導塾ヨミサマ。編集部です。国語のプロフェッショナルとして、国語が苦手な生徒から東大受験対策まで述べ二千人以上を指導してきた経験を記事にしてお伝えします。完全独学で東京大学文科Ⅰ類に合格し、「成績アップは国語で決まる!」著者の神田直樹が監修しています。

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